クドリャフカ


省エネ高校生奉太郎のシリーズ第三弾!


「カンヤ祭の三日間が始まる・・でも古典部には大変なことがおこっていた。古典部の四人で作った文集・・一体どうなる?そしてカンヤ祭が始まり不可解な事が続いた。十文字とは?目的は?」


相変わらずいいです、奉太郎!

そして今回は、あのお姉ちゃんの登場~~~~!!!

さすがいい味出してます。


今回の謎はそうミステリアスということはなく、学園祭のあの賑やかで非日常に浮き立つ高校生の雰囲気がとても伝わってくる青春ストーリーといった感じです。


十文字事件の方は、そう真相も驚くべきほどのものでもなかったですし、漫画の方との絡みも私としてはそう面白いものじゃなかったような。

タイトルのクドリャフカって何?って思っていたのですが、過去に旧ソ連から打ち上げられた人工衛星に乗せられたライカ犬の名前でした。回収される設計ではなかったために地球を見ながら、二度と地球には戻ることの出来ない運命を背負わされたクドリャフカ。

何を思って地球を見つめていたのでしょう。

事件とクドリャフカの関係は、私にはそうピンとこなかったのですが、でもクドリャフカの話が一番哀しく記憶に残りそうです。


奉太郎のわらしべ長者の物々交換がお気に入り♪

あとは料理対決も面白かったな~


コロコロと視点が4人入れ替わるのが、今回新しいようなちょっとだけ読みづらかったような・・

ストーリはとっても面白いんですけどね。


あとは「遠まわりする雛」の文庫落ちを待つばかりです。