監督:キム・ギドク
出演:チャン・チェン、チア、ハ・ジョンウ
愛は、天国と地獄。 だから輝く―
「間もなく死刑が執行される予定の囚人チャン・ジンは獄中で何度も自殺未遂を繰り返していた。そのニュースを見ていた夫の浮気問題で孤独の闇の中にいる主婦のヨンは、夫婦喧嘩の末衝動的に刑務所に行く。
昔の彼女だと言い面会を許されたヨンとチャン・ジン、この面会で二人の間に何かが変化していく」
ラブストーリー・・なのでしょうか?
私にはあまり何かを感じ取ることが出来なかったのですが・・『究極の禁断の愛』がテーマだったのかな~。
夫の不倫で孤独の淵に立たされるヨンの気持ちはとてもリアルに描かれていました。
でもそれがどうしてチャン・ジンに向っていったのか?
自分を必要としてくれる人との時間を持ちたかったのかな。でも死刑囚・・
あ、自殺未遂を繰り返すってところが共感持てたのか。
彼に会ってから強くなれたヨンは夫を取り戻せた。
大切なものを失うことなく今までの暮しに戻れる。
チャン・ジンは?
自殺を繰り返し、死刑が確定している状態の彼に生き甲斐ができた?彼女の面会を心待ちにすることによって自ら命を絶つことがなく死刑執行の日を待てる?
生きている実感?
面会室での二人の距離が回を重ねるごとに近くなる。
それはとても官能的な雰囲気。
息を止めてしまうくらいの緊張感とドキドキする高揚感に包まれました。
監視カメラのモニターごしに見ている監視の目がとても効いています。
彼の盗み見のような状態がより官能的にしていたような。
好みの映画ではないのに、一瞬も目が離せない魅力的な作品でした。
