タイトルマッチ


久しぶりの岡嶋二人作品です。


ひとさらいの岡嶋・・と言われているようですが、これも誘拐もの。

誘拐といえば、岡嶋二人作品の傑作「99%の誘拐」がすぐに頭に浮かびます。あの衝撃は味わうことは出来ませんが、こちらもなかなかの出来。


「元ジュニアウェルター級のチャンピオン最上永吉の10ヶ月の息子が誘拐された!

そして要求内容とは・・二日後のジャクソンに挑む永吉の義弟のタイトルマッチでノックアウト勝ちしろとのこと!

一体どうなるのか?」


相変わらず引き込むのが上手いですね~面白かったです!!


身代金誘拐ではない誘拐。

負けろという指示ではなく必ず勝てという。

犯人の意図もよく解らず、なかなかドキドキさせられます。


ボクシングには興味がないため、全く事情は解らずでしたが詳しい解説で興味深く読め、ボクシング界も自分の力だけじゃない、所属ジムの政治力だったり運だったり様々な事情が絡むものなんだな~としみじみ。


警察の捜査が順調に進んでいくと思いきや驚きの展開だったり、犯人に関係ありそうな人たちがたくさんいたり全く飽きさせません。

犯人は、意外なようでもあり予想できそうでもあり・・(私は読めませんでした)


ボクシングの試合のシーンも迫力あり、サスペンス部分でもハラハラさせられ、楽しめます!!