「2031年の東京で私立探偵をするサラは、姉の行方を探して欲しいという依頼を受け現在田舎に引きこもった元探偵をしていた風祭をある理由から訪ねた。」
連作短編のような雰囲気を漂わせたような長編でしょうか。
あとがきで柴田さんが書かれているように、これは近未来ではあるけれど、現在の私たちに向けて発信されているメッセージです。
知らずに9・11のトラウマを抱えるサラとは、近い将来私たちが出会うのかもしれない。
現実にこういう世界になっていそうで、すごくありそうで、背筋がゾワゾワします。
依頼された件のとこで出会う人たちが後に繋がってくる。
些細に思えたことがどんどんと大きなことに発展していき最後はすごいことになっていくのですが・・
柴田さんによるとこのままでの続編はないかもしれない。
でもきっとこの世界は書くそうです。
一体どんな結末になるのか?
サラの戦いはどうなるのか?
そして日本の未来は?
とても気になります。
