蒲公英


「光の帝国」の世界「常野」シリーズ第二弾です。

前作と違ってこちらは長編。続編といえるのかどうか解らない部分はありますが・・でも間違いなく常野の人々なのです。時代設定も古くとても独特な雰囲気。


「代々続く槙村家の聡子様は小さい頃から心臓が弱く、学校に行くこともなく家にいる生活。そこでお話し相手ににと峰子がお屋敷に上がることになる。

聡明で美しく明るい聡子様と、お屋敷に出入りするたくさんの人たちに囲まれて峰子は過ごす。そしてある不思議な一家とも出会った。

その時に気付くことはなかったが、振り返ってみると宝石のような輝いた宝物のような時間だった」


不思議な空気の中で、峰子が出会う不思議な人たち。

峰子のワクワクと同じようにワクワクした気持ちで読み進みます。そして出会った家族は・・

「しまう」という独特の持って生まれた使命を全うする彼らの辛さとか責任とか色々なものがとても哀しいのだけれど、羨ましくもありました。


そして、昔から語られてきたこと、守ること、

聡子さまはその小さい体と心で自分の出来ること、責任を果たした。

あまりの切なさに涙がでそうに・・

そして戻ってきた聡子にかけた旦那様の言葉・・ここでは涙が止められなかったです。

運命を受け入れる強さに打たれました。


何だかどうも気持ちがまとまらず、感想もまとまりません。



常野シリーズでは他に「エンド・ゲーム」もありますが・・そちらも読みたくなってきました。