天然コケッコー



監督:山下敦弘

出演:夏帆、岡田将生、夏川結衣、佐藤浩市


「小中あわせて全校生徒6人という田舎の学校に東京から転校してきた中学二年の大沢くん。初めて同級生の出来た右田そよは興奮していたが、そっけない大沢の態度に最初は戸惑う。

徐々に田舎に慣れていく大沢くんと、大沢くんに惹かれていくそよ」


大きな出来事は何も起こらない。

田舎の風景と、自然の音に、とても清潔でピュアな雰囲気の夏帆ちゃんがピッタリと合って昔のちょっと懐かしくて切ない気持ちを思い出せる青春ムービーです。


自分の中学生の頃を思い出すと、こんなに自然にじゃなかったな~って懐かしい気持ちで見てしまいます。

身構えず、照れることを何かで隠すのではなく、とっても自然。

こういう初恋っていいな~とほわんとした気持ちになります。


そよの構えないとても自然体な態度はとっても好ましく、ふたつに結んだおさげと白いブラウス、膝丈の制服がこんな中学生いいな~♪

本当にあたたかくなれる映画。


原作はくらもちふさこさんの人気コミックだそうですが、未読です。

でも、きっと原作の良さと温かい雰囲気は映像に出ているのではないでしょうか。


平凡な毎日の中で、好きな人がいていつまでもこのままでいたいような変わりたいような青春時代。

そして少しずつ自分も周りも変化して成長していく。

そよと大沢くんはいつまでこんな風にいられるのか解らないけれど、卒業して巣立って同じ場所が居場所ではなくなっていくラストがちょっと切ないです。


切なくて寂しさもあるけれど、清清しい気持ちになれるとても爽やかな青春映画でした。