監督:ジュリー・ガヴラス
出演:ニナ・ケルヴェル、ジュリー・ドパルデュー
「1970年代パリ、9歳のアンナはカトリックの学校に通い親友と仲良し、やんちゃで可愛い弟、弁護士の父、雑誌記者の母との暮らしは何一つ不自由なく満足していた。
ところが、ある日を境に両親が共産主義者に!生活は一変。転校は免れたものの宗教の授業は受けられず、贅沢は禁止と庭付きの家から狭いアパートへ引越し、ヒゲ面の男たちが始終入り浸り、仲良しのメイドは解雇、ミッキーの本は取り上げられ・・不満が募るアンナだったが、少しずつ大人に成長していく」
あまりにも可愛いアンナ。
ほっぺたがプクプクで、プクッと膨れた表情まで愛らしい。いつでもいつまでも抱きしめてあげたくなるキュートさです♪
アンナの不満が募るのと同様に、見ていてどんどんフラストレーションが溜まっていく。
大人の一方的な都合で生活が変わってしまった子供の気持ちは?
どうして両親は子供の心を考えずそこまで突っ走る?
イライライライラ・・・・
怒ったアンナがとうとう家を飛び出した時、もう「やった~!!」と応援の気持ちでいっぱい。
これでどれだけアンナが傷ついたか、どれだけ大人が身勝手だったか気付いてくれる~~!って
そう思ったのだけれど・・・甘かった。
ただ自分の置かれている環境を嘆き怒るだけじゃダメだ、他人の気持ちも思い親のことも理解するよう成長していく・・それが正しいことなのでしょうけど・・
何だかちょっとだけ肩透しくらった感じ。
『環境が変わってもいつかはそれに慣れる。』とアンナは言いました。そして自分で決めた一つの決断。
それが大人になったということだったらいいのだけれど・・子供の心を失って諦めることだけを身につけたのじゃないといいのだけれど・・
最後、新しい友達の輪にそっと入っていったアンナ。これからの新しい生活に馴染んで新しい幸せの中で成長していくのでしょう。
私としては、どうにも消化不良な納得いかない展開のまま終わったラストでしたが、とにかくアンナの可愛いこと~それだけでも大満足♪
