☆本プロからの移行☆


カメラマンの喜多川がある女性に撮影を頼まれた。昔一度撮ってもらったことがあると言うが覚えていない喜多川だったが・・

連作短編・・です。

第五章の現在の喜多川から始まり一章ずつ戻り過去を振り返っていくような珍しいスタイルの小説でした。
彼の成長を追っているのに過去に遡っていくというのはどうかな?とは思って読んでいたけれど、解説を読んで初めて「そうか~」と納得出来る部分もあり、又違った味わいを感じれる二度美味しい作品。
一章ずつにちょっとした謎解きもあり、登場人物が皆しっかりと描かれているしみじみとできる作品でした。

真保祐一さんといえば有名なのは「ホワイトアウト」や「奪取」のようなテンポいいドラマティックなストーリーですが、こんなテイストのものもあったんだな~と軽い驚きでした!