☆本プロからの移行☆

幼馴染のるり子と萌。女性としての幸せを見つけるために決して妥協せず周りに何と思われようと自分を通するり子。恋愛も男性も自分も信用できないと言い切り恋愛に深く浸かることから距離を置く萌。対照的な二人とゲイの文ちゃんとリョウ、海老の嫌いな柿崎、15歳の崇との間で繰り広げられる恋愛模様。

直木賞受賞作ということで、もうちょっと重々しい内容なのかな・・と思ったけれど、随分と軽く楽しめるストーリーでした。


本の中でのるり子は女友達など萌以外にいなく、女に好かれるよりも男に愛されたい、大切にされたいと思う女性だけれど、読んでいてるり子に対する不快感は全くなかったです。実際に居たら友達にはなれないかもしれないですが・・。
反対に萌の方がしっかりしてる分理屈っぽかったり鼻につく部分もあったかもしれない。


でも、基本的に登場人物がみんな嫌な人がいなくて、思っていた以上に面白かったです。すごくさらっと爽快な気分で読み終われました。
とても面白くさっぱり読めるのですが、ストーリーの一つずつを考えると「それは在り得ないでしょう~」とか思う部分が多々あったし、遊び人だった柿崎の人物像が何となく絞りきれてなかったり、15歳の少年との恋愛が現実離れしてたり・・
でもまあそう細かく気にせず楽しく読める内容です。

ただ、ラストが~
これは「29歳のクリスマス」?って錯覚してしまいました。
あまりにもラスト同じすぎる!!!!