☆本プロからの移行☆


結婚してから十年、子供がいない日和子と逍三の夫婦。
会話がまるで噛み合わない、お互い思っていることが伝えられない、伝えるすべがない、言葉は本当は通じるのに通じない・・

江國さん特有の不思議な夫婦。
何か違っていると感じているのに、でも家が、夫のそばが自分のその居場所と思え、ちょっとでも離れていると帰りたくなる、一緒にいると何を話しても自分の話を聞いていない夫に何度も驚いてしまい、学習しない自分に驚き思わずクスクスと笑ってしまう。
笑うことと泣くことはたぶんとても近いのだ・・

ぐぐ・・
この江國さんワールド苦手でした。
なんで??なんで一緒に居るの??二人で居ることの方が不幸だって思うんだけど~。
でも、ここまでではないにしても、夫婦関係ってある意味こんなものだったかもしれない。
いずれにしても、日和子は自分を不幸って思っていないのだけれど、私は代わりに読みながら奥歯をかみ締めてしまいました。


まるで無機質な箱の中で暮らしてるような感じ・・すごく寂しい読後感です。