☆本プロからの移行☆



以前の恋人沙也加に頼まれ二人で山奥にひっそりと建っている灰色の家に行くこととなった。まるで時間が切り取られたように全ての時計が11時10分で止まったまま。編みかけのセーター・・洗っていない食器・・時間がストップしているその家の中で、幼少時代の記憶のない沙也加に変化が訪れる。失われた彼女の記憶を取り戻した時に全ての謎が繋がるのか。

読み終わって、とっても不思議な感覚。
限定されたその灰色の家の中だけの出来事。
沙也加と私の二人だけ。


なんだかまるでお芝居を見ていた、そんな錯覚にとらわれました。
祐介くんの日記、十字架、鍵、色々な伏線が見事に張り巡らされドキドキ感たっぷりでものすご~く楽しめました。
「幼児虐待」が根底にあるため、かなり痛々しい事件・ラストではあるのですが、その前の謎解き部分で惹きつけられる為後味の悪い印象はないです。
勝手に色々推理しちゃってたけど、微妙に当らずとも遠からずって感じでした~。


やっぱり東野圭吾さん巧いです!