☆本プロからの移行☆



今までどうして読まなかったのだろう~。
こんな素敵なお話しなのに~~!映画で広末涼子が演じ一時期異常に話題だったので、何となく敬遠していました。
生き残った娘の身体に妻の魂・・みたいなキャッチコピーだったから、そんな
非現実的な話しじゃね~みたいなものがあって。
とってもいいじゃないですか~。泣きましたよ、思いっきり。

普通の一日になる筈だった平介。妻と娘の乗ったバスが事故にあった。
娘だけ生き残ったが、目を覚ました穂奈美の中身は妻直子のものだった。
夫婦なのに、他人から見れば、父娘。小学生の娘として日常を過ごすこととなる妻。奇妙な二人三脚のような暮らしだがそれなりに上手くいっていた・・が
段々とそのバランスが崩れ始める。そして平介の決断。直子の決断。

非日常的な設定なのに、全然そんなことは気にならない。
戸惑いながらも誠実に前向きに生活していく二人の日常がとても細やかに丁寧に描かれていて、高校生になった直子の気持ちや、平介の苛立ち、どうしよもない二人の心理が手にとるように感じられとても辛い気持ちだった。
山下公園の最後のデートも二人の思い出の最後で、切なくジーンとしました。
そして最後の最後の平介の慟哭。もうたまらなくって、一緒に大泣きでした。
切なすぎる!辛すぎる!
題名の「秘密」その最後の数ページで納得です。

あとがきにで広末涼子の言葉があり、映画もやっぱり観たくなり、近いうちにDVD借りてこようと思います。