☆本プロからの移行☆


久しぶりの加納さんです。
これは今までの加納さんとちょっと雰囲気が違う感じ。今までのようなちょっと痛い事件もあるけれど、ほのぼのした感じの漂う繊細な物語というイメージだったのですが、これはかなり恐い。
まず人形っていうのが何かしら恐さを倍増させますよね~。

人形作家の如月まゆら。まゆらの作る人形そっくりの顔をした劇団員の聖。人形に魅せられた男たち。
彼らの一人称による語りが交互に登場してストーリーが展開していく。

「この展開はこのパターンよね・・」とある程度読めのでラストでの衝撃はなかったのですが、でも全体にはミステリー色強くて楽しめました。ラストも読後感も悪くないですし。

人形ってやっぱり苦手。無機質なのに何か宿っていそうな恐さありますよね~。バレエの「コッペリア」はとても好きなんですけどね。
この作品・・映像化されたら恐いかも。