☆本プロからの移行☆



葡萄農園の嫁の映子。30歳半ばになり、ただ日々を過ごしていることに何となく苛立ちを持っている。意地が悪いわけでもなく、そんなに不仲というわけでもない姑だが、やはりたまに棘や悪意の言葉を感じることがある。
一番の理由は子供の居ないこと。長男夫婦なのに後継ぎがまだいないというのは親戚近所に後ろめたいという。そしてそのことが映子をまた後ろめたい気分にさせるが夫婦のこと、口出ししないで欲しいという反発もある。
間にたって男らしいことを言ってくれない夫への不満。
昔の同級生が離婚して戻り、夫の初恋と知る。二人がたまに会ってると
耳に入り、夫からの浮気の告白。
そんな折、映子は恋に落ちる。
新しい恋と今の生活の間で色々悩み幸せになりたい、自分も変わらなければ!と段々変化していく。



面白かった。
あっという事件が起こるわけでもない、普通の主婦の日常からちょっとした変化なのだが、退屈せず面白く読めた。


立場も違えば悩みも別だが、何となく映子の不満や心の動きは理解でき同調できた。