☆本プロからの移行☆ 2006/12/18 読了



全てに疲れ、死を考えた千鶴。睡眠薬を持って辿りついたのは山奥の「民宿たむら」だった。死にきれなかった彼女は、そこで出会った田村さんと自然の暮らしを体験するうちに癒されていく。

すごくシンプルなお話です。
千鶴の再生のストーリーで、彼女が癒されていく過程がとてもわかります。
こういう風に自然に囲まれて過ごすと、普段いかに余計な物に囲まれて暮らしているのかが、わかることでしょう。
一週間くらいならこんな生活してみたい~。

ただ、あまりにもアッサリとしすぎてるかな~と。もうちょっと千鶴の心の変化があってもよかったように思います。
千鶴の自殺の理由にあまりにも共感出来なかったからかもしれないですけど。何もかもが嫌になったからって・・
例えば恋人に振られ仕事でも失敗して・・とか、ローン抱えてリストラされたとか・・
具体的にその心理を理解でずで、あまりにも疲れすぎてそういう自暴自棄になることがあるのは理解できるけど、でも突発的ではなく自ら死を選び実行するということは相当強い思いがあると思うのだけれど・・。
千鶴からは感じられなくて、その辺りが何となく醒めて感じてしまったように思います。