主演:山崎努


銃刀法不法所持だかで3年服役することになった花輪さんという方の実話です。
原作は漫画だそうです。

面白かったです。
よくある二時間ドラマの塀の中ものみたいなドラマもないし事件もない。

ただただ本当に何でもない、刑務所の中の日常をただ綴っていくだけのストーリーなんだけど、淡々とした感じ、規則決まりに守られてやるべきことをただやる生活。ほんの少しの楽しみを密かに楽しむ。なんと言うか・・非常にほのぼのしていました。
そして、外の見えない塀の中の生活の物悲しさ、この中だけでまかりとおる馬鹿馬鹿しい規則のコミカルさが巧く混ぜ合わさって、丁度いい温度のいい映画になっています。

おいおい、本当にこんなかよ~~???って思うけれど、実際の体験を元にしてるので、実際本当にこうなのでしょう。


たぶん犯罪被害者の方、被害者の家族の方がこれを見ると、やり切れない許せない思いでいっぱいになることと思います。「犯罪を犯しておいて、こんなぬるい生活できる立場にあるのか!」「一生何かを楽しんだり笑ったりなんかするな!」とか・・
でも、ここに登場するのはたぶん刑の軽い人たちだからであって、もっと重い刑の受刑者は違う刑務所だったりもっと違う待遇だとは思うのですが・・

食事が唯一の楽しみということで食事シーンがよく登場するのだけれど、見ていると一緒に美味しそうに見えてくるから不思議~普段どれだけ贅沢な食生活なのかと改めて考えさせられてしまったものです。