卑弥呼

監督:犬童一心

出演:柴崎コウ、オダギリジョー、西島秀俊


「塗装会社で事務をしている24歳の地味な沙織の元を、ある日見知らぬ男性が訪ねてくる。母と自分を捨てたゲイの父親の恋人だという。父親はかつて人気のゲイバー卑弥呼を継いだが、その後ゲイ専用の老人ホームメゾン・ド・ヒミコの館長として運営していたが、癌で余命わずかとなっていた。そのホームを手伝って欲しいと言われ

嫌悪で拒否するが、お金に釣られて手伝うこととなる」


とても静かな映画です。

そんなに起伏があるわけじゃない・・でも温かい作品でした。

差別や蔑視され、家族から離れなければならない状況になっても、自分らしくいることを選んだ人たちがとても優しいのです。

最初あまりにも仏頂面でとっつき難かった沙織も、この中にいるうちに少しずつ柔らかくなっていく。

たまにちょっとだけコミカルになることろ柴崎コウちゃん可愛かった~紅一点ですしね。


オダギリジョーさんがとても爽やかで素敵でした。ゲイの役ではあるんだけど、普段の様子からは感じられず。

常に爽やか。だからこそ、一度だけ「次は殺すぞ」の低い声の熱くなった瞬間が怖かった~色々なものを自分だけで消化して抑えてきたんだろうな~と思うとちょっと切なかったです。


ラストはちょっとベタですが、それでもいい終わり方で好きです。