先日夕張に遊びに行った際に「北の零年」のロケ地やセットを見学してきましたので、近いうちにDVDで観ようと思っていました。
週末に観ることができました![]()
行定勲監督
吉永小百合、渡辺謙、柳葉敏郎、豊川悦司、石田ゆり子、石原さとみ
明治四年、政府から北海道への移住を命じられた稲田家は第一陣546名が静内に移り住み、慣れぬ北の地で開拓に力を合わせていた。しかし、気候の違う北海道では淡路の作物は育たず苦労していた、そんな折、廃藩置県により全てが変わったことを知らされる。それでも自分達の国を作ろうと髷を切り皆で運命をともにすることを誓い合うのだった。
作物が育たぬことに豪を煮やし、札幌に北海道でも育つ苗があると聞き小松原は妻子に留守を託して一人旅立つがその後消息をたった。
五年後・・夫の帰りを待つ志乃は、命の恩人のアメリカ人に教えられて牧場を営んでいた。今年こそは作物も何とか実りそうだと目処がたった時にまた災難が町を襲う。失意の中にやってきた新政府の役人は・・
ものすごく良かったです!!
このストーリーはかなり歴史に忠実に描かれていると聞きました。稲田家の北海道移住も、牧場の指導に当たり北海道に根付かせたアメリカ人も、イナゴの襲来も実在の出来事。
北海道に住む人は絶対に見た方がいい映画だと思います。
暖かな地方からやってきた人にとっての北海道の冬、どれほど辛かったかと想像すると涙が出てきます。今のような暖房設備があるわけでもない、防寒服があるわけでも、ブーツや長靴も手袋も・・何もない中着物で越してきた冬を思うと・・。
戦ではなく、飢えと貧しさと寒さと戦うことの辛さ。それでももう後戻りの出来ない人々が必死の思いで血のにじむような努力によって開拓されたこの地がとても神聖な場所のように感じ、その場所にいることが嬉しく思います。
どんな困難がきても、希望さえ持って生きていけば必ず幸せがやってくる。どんな苦しい時でも、みんなが力を合わせていくことの強さ。
そういうことを伝えてくれる素敵な映画でした。
「ゼロからスタートした仲間なんだ。ここはわれらが国なんだ。」と立ち上がる姿には涙が溢れてとまりませんでした。