『真剣勝負だったら、2位は切られて死んでいるよ。』
TVで誰かが言っていた。
「ながらテレビ」だったので、誰だったか?のままだ。
そう、日本ダービーだったら、2着馬は讃えられることは
無く、記憶にも残らない。 騎手も着狙いなどせず、少々
無理をしてでも、優勝のみに賭けている。 故に、激しい
レースになるのだ。
大相撲もそうだ。
例え優勝決定戦に残っても、そこで敗れてしまえば、単なる
敗者である。
ただ、オリンピックは、別のような気がする。
一部のトップアスリートには、「金」しか目に入らない人も
いるけれど。 一般的には、銀や銅メダルでも称賛される。
これは何だろう? スポーツマン・シップということか。
勝利至上主義ではない。 とか、互いの検討を称え合うとか。
「参加することに意義がある」のか、「参加するからには勝
たねばならぬ」のか。
その前提は、互にベストを尽くすことだ。
例え、命を取られなくても、選手生命を断たれることが有る。
あくまでも、そこの部分は「非情」なのが、勝負なのだ。