◆狐色 狐の毛皮のような黄がかった薄い焦げ茶色。
英語ではbrownで「日焼けした」「こんがり焼いた」
の意味になる。 フランス語でもblondiで「きつね
色に焼いた」だ。 日本でも、『パンを、きつね色
に(こんがり)焼く』や、炒め物にも使う。
料理と一緒に輸入された表現なんだろうか。それに
しても、違和感無しに使われている。
ローリングストーンズの代表曲に、「ブラウンシュガー」が
有る。 これは英俗語で、精製されていないヘロインを指す
隠語である。 奴隷制を歌ったもので、歌詞自体も猥雑であ
り、よく大ヒットしたものだと思う。 さすが(?)英米だ。
両国で、発売直後にヒットチャート1位になっている。
日本の場合は、英語の歌詞が幸いしたのろう。
◆駱駝色 フランス語で、beige(ベージュ)らくだ色。
明るい薄茶色。
自然のままの羊毛の色 10Yr 7/2.5
◆琥珀色 琥珀とは、地質時代の樹脂などが地中に埋没して
生じた一種の「化石」。 塊状・礫状などで産し
おおむね黄色を帯び、脂肪光沢著しく透明ないし
半透明。 パイプ、装身具、香料、絶縁材料など
に用いる。 【広辞苑】
ビリーバンバンの弟、菅原進が作り、歌っている
「琥珀色の日々」という素晴らしい曲が有る。
確かCMで使われたような気がする。
♪忘れぬ日々 時はもどらないけど
思い出は 琥珀色に染まりゆく♪