受験勉強の思い出81/M8224-126浪人時代の数少ない息抜きというかストレス解消法が読書だった。下宿の近くに古本屋を見つけ、気が向いた時に足を運ぶようになった。そこで気に入った本を買い、勉強の合間や勉強する気が起きない時にチマチマと読んでいた実はその頃、野坂昭如にハマっていて、本棚代わりのカラーボックスの一段が野坂本でいっぱいになっていたことを覚えている。テレビはなかったし、積極的に外に出歩くこともしなかったので、読書はかなり有効な時間つぶしだった。