シャイロックの子供たち/M8196-98 | myojiの日記~書くも恥ずかし

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昔ライター、今中古屋のおっさんが自分の好きなことを勝手に書いていくブログです。いい年こいてって思われれば本望です。

ネタバレ御免の勝手で偏った感想を基本敬称略で。

2023年公開。アマプラで視聴。

シネマトゥデイによると、ある日、東京第一銀行の小さな支店で、現金が紛失する事件が起きる。ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店に勤める愛理(上戸彩)や田端(玉森裕太)と協力して事件の真相を探る...というストーリー。

原作は未読で、原作とはかなり違うという話だが、脚本が作者自身なので100%池井戸ワールドなのだろう。予備知識がなかったので最後までドキドキ感があって、西木の借金問題や半田の意地悪設定は必要だったのかとか、滝野のネコババなぜバレないとか、北川がいい年こいてメソメソしすぎとか、遠藤の扱いやりすぎとか細かい不満はいくつもあったが、まずまず面白くはあったものの、映画でやらなくても良かった?というのが率直な感想。スペシャルドラマで十分だったような気が。

阿部サダヲが阿部サダヲというか、あの体育教師のまんまだったせいで作品のシリアス度が下がったのは自分的には不満。もっとヒリヒリ感がほしかった。そのためには、サダヲの起用には納得しかねる部分も。上戸彩も同様。個人的にはサダヲ&上戸を佐藤隆太と木南晴夏にして、柳葉と蔵之介を入れ替えた方がもっと自分好みになったと妄想(苦笑)。となるとサダヲは遠藤か...。

というわけで、5点満点で2.8点。誰も言及していないようだが、いっけいがいい味出していたので加点。