鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎/M8130-32 | myojiの日記~書くも恥ずかし

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昔ライター、今中古屋のおっさんが自分の好きなことを勝手に書いていくブログです。いい年こいてって思われれば本望です。

ネタバレ御免の勝手で偏った感想を基本敬称略で。

2013年公開。アマプラでたまたま見つけて何の事前情報もなしに視聴。

シネマトゥディによると、廃虚となった哭倉(なぐら)村に鬼太郎と共にやってきた目玉おやじは、70年前に起きた出来事を思い出していた。昭和31年、哭倉村は政財界を裏で操る龍賀一族に支配されており、鬼太郎の父は失踪した妻を捜しに村に足を踏み入れたのだった。一方、血液銀行で龍賀製薬を担当する水木は、龍賀一族の当主・時貞の死に伴い、ある密命を帯びて村を訪れるが、そこで一族の者が惨殺される事件が起こる...という内容。

テレビシリーズのエピソード0的な作品らしいのだが、残念ながら未視聴。それでも、特に問題なく見進めることはできた。というより、ゲゲ郎=幽霊族=目玉おやじ、水木=鬼太郎の育ての親、というシリーズの基本設定も知らなかったわけだが、その方が新鮮な気持ちで見ることができてよかったかも。

ストーリーは水木ワールドに大横溝&呪術廻戦をまぶしたようなドロドロテイスト。大人の鑑賞にも耐えうる(というより良い子は見ちゃダメ)ハードボイルドな展開はなかなか見応えはあったが、紗代がああなってから以降に少し冗長さを感じてしまった。時弥が哀れ過ぎるし...。ラストももう少し分かりやすい方が親切だったかも。

というわけで、5点満点で3.8点。やっぱり鬼太郎は凄いキャラ&物語だということを再認識。令和のねこ娘はああなっているのか...(笑)。