ミスミソウ/M8034-43 | myojiの日記~書くも恥ずかし

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昔ライター、今中古屋のおっさんが自分の好きなことを勝手に書いていくブログです。いい年こいてって思われれば本望です。

ネタバレ御免の勝手で偏った感想を基本敬称略で。

2018年公開。アマプラで視聴。Filmarksによると、東京から田舎に転校してきた主人公・野咲春花(のざき・はるか)は“部外者”として扱われ、壮絶なイジメを受けていた。春花の唯一の味方は、同じように転校してきたクラスメイトの相場晄(あいば・みつる)。彼を心の支えに必死に耐えてきた春花だが、イジメは日に日にエスカレート。そして、ある日、激しく燃え上がる炎が春花の家を覆い尽くす。思いもよらない悲劇に遭遇した春花の心は、崩壊する──。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花、三角草(ミスミソウ)。春花はミスミソウのように厳しい冬を耐えて、きれいな花を咲かせることができるのか...。春花が選んだ道とは...という内容。

...何と言っていいのか、絶望しかない映画。登場人物がほとんどイカレていて救いがない。春花もイカレたし、相場も実はイカレていたし。よく映画化しようと思ったし、演者もよく出演しようと思ったなと思ってしまうほど。ただ、春花の復讐にカタルシスは感じられたし、映像もキレイで雪の白と血の赤のコントラストがスタイリッシュだったのは〇。

それにしても、山田杏奈は虐げられキャラがハマる。屍人荘の殺人、樹海村、山女...自分が見た作品はそんなのばっかり。明るくハッピーエンドの作品が想像できないほど(苦笑)。

というわけで、5点満点で3点。山田杏奈の血まみれ顔に加点を少々。