中山七里は面白い!3/M7906-30 | myojiの日記~書くも恥ずかし

myojiの日記~書くも恥ずかし

昔ライター、今中古屋のおっさんが自分の好きなことを勝手に書いていくブログです。いい年こいてって思われれば本望です。

ネタバレ御免の勝手で偏った感想を基本敬称略で。

「騒がしい楽園」を読んだ。冒頭のシーンで既視感を覚えたと思ったら、以前に読んだ「闘う君の唄を」の“続編”だった。幼稚園シリーズとでも言うべきか。同じようなオープニングは作者の遊び心と受け取ればいいのだろう。

で、率直な感想を書くと、まずまず面白かった。が、気に食わない点がいくつか。まず、神尾&池波コンビを好意的には見ることができない。あんたら、埼玉で凜に何をしたよ、今回の件で凜の気持ちが少しは分かったかという感じ。もっというと、埼玉であんなとんでもないことがあったのだから、少しはそのことに触れてもよかったのでは?と思ってしまう。

そして、埼玉で渡瀬が登場したのなら、東京では犬養か高千穂か葛城だろう。毒島に徹底的に否定される神尾も見てみたかった気もするが(苦笑)。