ネタバレ御免の勝手で偏った感想を基本敬称略で。
もちろんキングスマンの続編。2017年公開。アマプラで視聴。
シネマトゥディによると、謎の組織「ゴールデン・サークル」によって、ロンドンにある高級スーツ店を隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の根城がつぶされてしまう。残ったのは、以前スカウトされて腕を磨いたエグジー(タロン・エガートン)と、教官でありメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)だけだった。二人は敵を追い、同盟組織の「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る...というストーリー。
全体的には面白かったが、前作に比べると不満が...まずというか何といってもマーリンやロキシー、ブランドンにJBという主要キャラがあっさり...実は生きていたというオチを最後の最後まで期待していたのだが...逆にハリーが生きていたのにはビックリ。グロ度も自分的には...特に人間ミンチは美しくなかった。
もちろん、アクションはキレキレでスタイリッシュだったし、ステイツマンの地雷探知機がバット型だったのは笑ったし、コリン・ファースはボンドになってほしいと思ったし、ハル・ベリーはこの手の映画のアジャスト度は凄いし、ジュリアン・ムーアはさすがオスカー(コリン・ファースもそうだが)にふさわしい怪演だったし、何よりエルトン・ジョンが◎。オファーする方もする方だが、嬉々として自分自身を演じるエルトンもエルトン(苦笑)。
というわけで5点満点で4点。やはり生きていてほしかったキャラがいる分だけマイナス。