ネタバレ御免の勝手で偏った感想を基本敬称略で。
2014年の英米合作映画。数年前に家族がレンタルしたDVDで途中から見たのだが、全編を見てなかったので、アマプラで視聴。
Filmarks映画情報によると、高級テーラー「キングスマン」。その裏の顔は世界最強のスパイ機関である。ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなすハリー(コリン・ファース)は、そのエリートスパイ。組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の指令で、何者かに惨殺されたエージェントの代わりに新人をスカウトすることに。ハリーは街の若者エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し、「キングスマン」の候補生に抜擢。実はハリーは、死んだエグジーの父と旧知の仲で、ある約束を果たそうとしていたのだった。一方で、頻発する科学者失踪事件の首謀者でIT富豪のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。調査を開始した「キングスマン」にも、ヴァレンタインの魔の手が迫る。果たして、エグジーはキングスマンの一員となれるのか。そして、「キングスマン」はテロを阻止できるのか。世界最強のスパイ機関、ついに出動!というストーリー。
身も蓋もない言い方をすると、かなり面白かった。ストーリーはもちろん、テンポはいいしセリフも粋。他人より優れていることが高貴なのではない。本当の高貴とは、過去の自分自身より優れていることにある...ヘミングウェイの名言が聞けるとは。アクションもスタイリッシュ。教会でのあのシーンは残虐さを超えて美しさすら感じてしまった。とんでもないカメラワークのセンスに驚嘆。キングスマンの財力の凄さもあの花火シーンも王女のお下劣さも許容範囲(笑)。
というわけで5点満点の4.5点。早速キングスマン2の視聴に入っている。