今頃になってと言うべきなのか、今一番ハマっている作家が中山七里(敬称略)である。
自分の好きなミステリジャンルの作家でありながら、どうして今の今までフォローしてこなかったのか、自分の不明を恥じているところである。
最初に読んだのは、さよならドビュッシー。これがデビュー作なのかと衝撃を受けるほどの完成度...次は連続殺人鬼カエル男、いつまでもショパンを読んで、現在はどこかでベートーベンほか4冊を借りている。つまり、年末年始の読書は中山三昧である。
よくもまあ、あんな面白い話を次から次へと書けるものだと驚嘆するばかりである。