敬称略で。
巨人での現役時代は自分のアンチ巨人の時期と重なっていた時期もあって、それほど熱心に巨人戦を見ていなかった。なので原に関する記憶はそれなりである。
というより、巨人の四番サード原が当たり前の“風景”になっていたからこそ、強烈な印象が残らなかったのかもしれない。
正直言って、これまで原の現役時代の成績には今イチ感があった。もっと凄い成績を収めることができたのでは...と思っていた。
しかし、改めて見直してみたその成績は、超一流選手のそれである。巨人の四番という重圧、度重なる故障と闘いながらの15年。やはり原辰徳は凄い選手だったと思う。