里見八犬伝その2/M6165-97 | myojiの日記~書くも恥ずかし

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昔ライター、今中古屋のおっさんが自分の好きなことを勝手に書いていくブログです。いい年こいてって思われれば本望です。

ネタバレ御免&勝手で偏った感想を基本敬称略で。

で、キャストだが、ヒロイン薬師丸ひろ子の演技云々を超越した可愛さ、美しさを再認識。八犬士は数が多すぎてそれぞれの見せ場が少なくて残念(真田広之は除くが)。個人的には千葉真一の立ち回りをもっと見たかった。そして志穂美悦子のアクションスターとしての華やかさ、おまけに岡田奈々の可愛さも再認識。

敵役では夏木マリの妖艶さ(脱いでくれたし)はもちろん、目黒祐樹の怪演が◎。兄貴の影に隠れがちだが、もっと評価されてもいい俳優。萩原流行も持ち前のアクの強さを存分に見せてくれた。

そしてラストあたりにとってつけたように成田三樹夫。善人役だったが悪だくみがあるのではとハラハラ(苦笑)。さすがである。

というわけで5点満点で2.5点。リメイクするなら誰をキャスティングすれば...などと考えながら見てみても面白いかも。個人的には静姫は浜辺美波。薬師丸ひろ子は伏姫、玉梓は脱ぐ問題は別にして斉藤由貴か長澤まさみの美波を含めて東宝勢で。素藤は...キリがない(苦笑)。

ちなみに本作は京都で撮影されたのだが、その頃自分は京都で浪人生活。下宿仲間と深夜に太秦まで自転車で行き、薬師丸ひろ子を出待ちしたことがある(笑)。運よくその姿を見ることができたのだが、思った以上に小柄だった。そして、夜の闇の中、宝石のように輝いていた。あれがスターのオーラだと思った。