大学に入って改めて感じたのは、大学には日本全国(留学生も含めたら世界各地)から人が集まっているということだった。
高校までは周囲は地元の人間ばかりで、自分が知っている、簡単かつ正確に想像できる世界の中で生きてきた。
しかし、大学には全く別のほとんど知らない世界から来た人間が集まっていた。東京をはじめとする大都会で生まれ育った者、行ったことのない地方から来た者、誰もが知っている有名私立進学高出身者、地方の名門進学高出身者....彼らの存在は自分のような地方のそれほど有名ではない進学高出身者(=田舎者)にはけっこうなカルチャーショックであったし、それが若いうちに地元を離れて生活することのメリットというか魅力なのだと思う。