入院→手術の思い出4/M3176-26 | myojiの日記~書くも恥ずかし

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昔ライター、今中古屋のおっさんが自分の好きなことを勝手に書いていくブログです。いい年こいてって思われれば本望です。

病室に戻ってしばらく妻子と会話をしたわけだが、頭は思った以上にはっきりしていた。

じっとしている分には腹部の痛みもそれほど感じなかったが、尿道に入っている管の違和感がひどかった。気持ち悪くなるほど。

妻子が帰って一人になると気持ち悪さが増したので、ナースコールでSOS。何とかしてほしいと懇願すると、座薬を入れてくれた。

するとしばらくすると違和感が減少。座薬恐るべし。しばらく寝てしまった。手術前はどうせ寝たきりだから高校野球でも見て時間を潰そうかなどと考えていたが、そんな気にもなれなかった。眠ってしまいたかったが、そんなわけにもいかず、時間が経つのが長い、長い....。

寝返りを打ってもいいと言われたものの、尿道や点滴の管、心電図のコードが身体に付着している状況ではなかなか難しく、時間が経つのが本当に長かった。

結局、翌朝までうとうとしては目が覚め、またうとうとする繰り返し。今思えばこの時が一番しんどかったかもしれない。


一夜明け、ようやく尿道の管が取れ、朝食も出た。おかゆだったが食べる気になれず、バナナの半切りを食った。思った以上に美味いと思った。

自分でトイレに行かなくてはならず、思い切って起き上がったが、腹部の痛みは想像以上。かなりしんどかった。微熱(手術後は出るそう)も続いていて気分も悪く、薬をもらってしのいだ感じ。高校野球がなかったらもっとしんどかったと思う。

昼食は牛乳だけ、夜もおかずだけを食べ、なかなか眠れぬ術後二日目の長い夜を過ごした。

続く