先週亡くなったおじいちゃん。

死ぬ前日に、入れ歯の具合が悪いから、行きつけの歯医者のある地元の街へ連れて行って欲しいと、伯母さんに駄々をこねたそうです。それはそれは激しく、駄々をこねたそうです。

伯母さんに引き取られてから、9年、
特に晩年は、車椅子の生活で、ほとんど地元へは帰ってこられませんでした。

自身の死期を悟ったのか、その日、無性に生まれ育った故郷に帰りたくなったのでしょう‥。

血縁の人の死は、じわじわと後からその痛みがやってくるものなのです‥。

もう、お父さんも、おばあちゃんも、そしておじいちゃんも、お空の人になってしまいました‥。切ないです。