こんなタイトルの記事を書くと、『人は変えられる』『人を変える方法がある』と捉えられるかもしれない。

皆様に意地悪を言うわけでもないのですが、前提として、『人は変えられない』(と私は思う)。

 

とはいえ、人が変わらないんだなと思ってしまうとそれはそれで、人生悲しくなるわけで。

まったく人が変わらないわけでもないということを伝えたくて、昔の出来事を書こうと思う。

 

これは私の前の職場での先輩とのお話。

先輩は当然私よりも仕事の歴があり、経験に基づいた信念を持っていた。

大変、熱血的で仕事も勢力的にされる、真面目な人だ。

私も仕事ではなんとか成果を出したくて、その点で先輩と想いは一緒だった。

だが私たちは少し考え方が違っていた。

 

 

おおよそこんな考え方だっただろう。

わたし:1日は24時間。時間内でできることを絞って効率的に働き、成果を出したい。断捨離が大事。

先輩:何が何でもやる。時間がかかってもすべて行い、達成することに意味がある。優先順位なんてつけるな。

 

成果を出したい二人だが、仕事の捉え方に違いがあり、よく、ぶつかっていた。

わからないこと聞いても全部自分で調べろと言われる。時間がかかってしまってしょうがない。

どうみても、この時間では達成するのは不可能なのに、謝罪しなければならないんだ。

よくこんなことを思っていたし、実際それが先輩に伝わり、不仲であった。

 

一方先輩といえば、

最初はどの仕事も時間がかかる。だが、時間をかけてでも、どの仕事も取り組んで慣れるべき。

今まで俺たちはどれだけ残業してでも、タスクをこなし、成果を出してきた。甘えるな。

忙しいのはみんな一緒だ。忙しがるな。

先輩は後日そんなことおっしゃっていた。

 

学生から毛が生えたような私には、当時、先輩の苦労や経験も想像つかなかった。

ではこんな二人の関係がどのように変わっていったのか。

長くなるので、後半のブログで書いていく。