今朝はミサに、半年ぶりに行って来ました。
今はコロナで、まったくの非常事態。
びっくりしました。
通常でも150人ほどは入れる聖堂に、
人数制限を設けていて、
40人しかぽつりぽつりと座れないようにしてある。
計画も、準備も、この半年、
大変なご努力があったことでしょう。
その中でも2ヶ月はまったくミサを中止していて、
お年寄りがやはり多いので、みなさんどうしていらっしゃるのか、
心配でもありましたが、
今日は、久しぶりに神父様とお会いでき、
お元気そうでなによりでした。
オルガンも、聖歌も、唱える旋律もまったく無し。
言葉を静かに口からこぼしていくだけのミサ。
いつもは1時間かかる行程が30分で終了。
すべてに驚きながら参列しました。
音楽のない空間。
音のない聖堂。
どれだけ、私たちの気持ちを豊かにして、
賛美や感謝で満たしていたのかを、
まったく音楽のないミサを経験して知りました。
コロナが終息したのち、
聖歌とオルガンの音が戻ったら、
きっと感激して泣いてしまうだろうなと、
その時の自分も想像しながらの日曜日でした。
私は敬虔な信者ではありませんが、
若い頃から、週に一度集まり、
お説教を聞く、ということはとてもいいことだと思っていました。
そんなことって、ないでしょ?
好き好んで、どなたかのいいお話を週に一度聞きにいく。
なんだか、リセットされる気がして気持ちいいのです。
20代の頃、50代のおじさまからある方から質問されました。
飲んでいる席で。あはは。
カレンダーって、なんで日曜日から始まるのか、
長年謎でねえ、、、、って。
キリスト教的観点からきっとそれは日曜日が安息日で、
そこから週が新しくなるからだと思います〜って、
ビール飲みながら話したら、
おじさまはびーーーーっくりされて、
初めてささっと答えてくれる人がいたと、
たいそう感激してくださって、
こちらも、なんだかほんわか嬉しく、
ビールを飲んでいたのだと思います。
その後、イスラムの世界に住んだ私は、
見たこのないカレンダーに出会います。
2013年までサウジアラビア の週末は、
木曜と金曜でした。
したがって、壁掛けカレンダーも、木金が右端。
これを見た時、
おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
と、とても眼から鱗でした。
その後、2013年6月に金曜、土曜が週末に変更になります。
しかも、そう決めましたよー、
そうしますよーっていうのが、
来週からでーす!みたいな速さ。
日本だったらきっと、
施行は来年もしくは、再来年の春です、
ですよ。
その辺が、王政ってすごい。
自分が思ってる常識なんて、
ちっぽけなもの。
世界にはいろんな常識があって動いているんだなーって、
気付いた、とても大きく身近な出来事でした。
話を戻すと、日本での"一般的な"週の始まりである日曜に、
気持ちを静める儀式は、
私にとって大切なものなんだな〜。
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今はこちらから私の曲を聞いていただければ幸いです。