６１３、いい日。vol.2

本日、６／１３が私の誕生日であるのは前回の記事でも説明済みだ。

そのお祝いということで、ロッキーさんが焼き肉をおごってくれることになった。

午後８時、自由ヶ丘駅で待ち合わせた私とロッキーさんは駅近くの漢江という店に行くことにした。

店を探しながら歩いてる途中のことだ。

「あっ！前野さんの自転車！！」

ロッキーさんが叫んだ。

たしかに、前野君の自転車があるではないか。

しかも、お好み焼きや「ぼちぼち」の前にである。

前々から、前野君が「ぼちぼち」でアルバイトをしているという話は、彼から伺っていたのであるが、その真相は明らかではなかった。

だが、私達は彼の働く姿を窓越しに発見してしまったのである。

テーブルの鉄板にお好み焼きでも運んでいたのだろうか。

彼の肩上と、お客さんの頭しか見えなかったが、彼が働いていたのは間違いない。

私達は、彼に気付かれないよう窓に近づき、携帯カメラでの撮影に成功した！！






































その写真がこれだ！！！






彼は普段のすこしおちゃらけた姿とは全く異なっていた。

仕事に一生懸命で、私達がその場を去ろうとした瞬間に、

「いらっしゃいませ～」

と、店外に漏れんばかりの大きな声で新規のお客様を出迎えたのである。

その後、私達は彼のその姿に感動し、涙を流しながら焼き肉を食した。




今日は本当にいい日だった。

前野君から私へのサプライズ。

私から前野君へのサプライズ。

サプライズはすばらしいものである。

次は誰から誰へのサプライズが待っているのか、私は心を躍らせてやまない。