ヒトミです、こんにちは。
京都の紅葉はいつから始まるのかなと、指折り数える季節になってきました。そんな京都のお土産と言えば、生八ツ橋。観光客の2割以上の人が買って帰る定番の品ですね。
そんな生八ツ橋、色んな味がどんどん出ては消えているのですが、ある場所限定で形を変え京都らしい雅な上生菓子になっているのをご存知ですか?
JR京都駅の改札の外、B1に京都の老舗50店、150種類の京菓子を集めたセレクトショップ「京名菓 匠味」があります。
ここで11月末までの限定で 八つ橋の老舗、聖護院八ツ橋総本店が生八ツ橋を使った上生菓子販売しています。
錦秋
小さな箱に二個入りで315円。
賞味期限は当日含め3日間と、通常の上生菓子より、お安く賞味期限も長めです。
十二単をイメージした生八ツ橋の上生菓子
秋と言えば栗になりがちな和菓子コーナーにあって、雅なフォルムが一際目を引きました。十二単の袂をイメージし、生八ツ橋を重ねあわせることで古都の秋を表現しているのだとか。間に挟まれた赤が、舞妓さんっぽくて、雅な美しさを増していますね。
一個は紅葉の鮮やかな橙色。
中には白あん。
紅葉の焼印が押されています。
もう1つは淡い緑色
中は黒あん。
菊の焼印が押されています。
2つを合わせると、紅葉し始めの、緑と橙の絶妙な色の移り変わりを思い出します。
上生菓子だけどニッキの香りの生八ツ橋
パクリと食べれば、ニッキを効かせた生八ツ橋。しっとりモチモチの八ツ橋が折り重なることで、むっちりした食感を生み出していて、八ツ橋なんだけど、しっかりと上生菓子になってます。
まとめ
元禄2年(1689年)創業の八つ橋の老舗聖護院八ツ橋総本店の「錦秋」は、雅な京の秋を美しく表現していて、生八ツ橋という京都らしさもあり、人にあげても自分用にも嬉しいお土産になりそうです。ありそうでなかった、美しい生八ツ橋、おススメです。
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おまけ
聖護院八ツ橋総本店とは
箏の名手「八橋検校」は没後、黒谷の金戒光明寺に葬られ、お墓まいりに来る人がたくさんいたことから、1689年に琴を模した干菓子「八ツ橋」を販売し始めたのが始まり。(八ツ橋発祥は諸説あるようです)
最近では干菓子の八ツ橋、モチモチ生地であんを包む生八ツ橋だけにとどまらず、可愛いフォルムの生八ツ橋を展開するnikinikiというブランドも生み出したり、ご紹介した錦秋も出したりと、柔軟な発想力が特徴です。
京名菓 匠味
075-365-8614
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 京都駅ビル ザ・キューブ B1F おみやげ小路 京小町
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26017187/
聖護院八ツ橋 総本店
075-752-1234
京都府京都市左京区聖護院山王町6
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001809/