10年に一度だという美しさの、京都の紅葉も行きそびれて終わりました。
あ!忘れてたー!!!と思って昨日調べたらほぼ「落葉」の文字。。。。
ヒトミです。悔しい想いで一杯です。

さて、そんなわけで、今日も京都のお店です。

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鯖街道終着の地、出町柳で鯖寿司をいただきました。


 


その昔、鮮魚が手に入りにくかった京都の人にとって若狭から届く
塩漬けされた鯖はハレの日のごちそうだったのだそう。
そんな鯖を運んだ道は鯖街道とよばれ、出町柳が終着地。
だからこの界隈には塩鯖を使った鯖寿司のお店がたくさんあります。




そんな中で、あたくしが行ったのは、こじんまり庶民派な外観のコチラ。
満寿形屋@京都出町柳

 


鯖寿司!じゃなくて「すし・めんるい」というゆる~い看板。
お店の中も庶民派だし、メニューも多くは麺類で、商店街の
食堂といった昭和感溢れるノスタルジックなお店です。



でも、暖簾にはしっかり「元祖鯖寿し」と書いてあって、
おまけにその鯖寿し一竿3500円か4500円という価格。
かなりこだわりまくってる感があります。
・・・とはいえそんな価格、
所詮エセレブなあたしにはむり。そんなわけであたくしは、
鯖寿司が2切れセットになっているものを注文しました。



鯖寿し・うどんセット@1000円



どどーんと二切れ。
この日の鯖寿司は4500円のものだそう。
・・・まーーったく計算合わないけど、そう言う事なんだそうだ。



見るからにすごい脂ののった極厚の鯖です。



こんな分厚いのだったらそりゃ京都でなくても若狭の鯖はごちそうだよね。

と思ってたら、こちらは豊後水道の天然ものなんだそう(若狭じゃないのか!)


一口食べれば、鯖は「生か?」と思うくらいのうっすら〆加減なんですが、

歯にすいつくほどのモチモチ感と淡い酸味の鯖のうまみが炸裂!!!
透き通った昆布と、間に挟まれた山椒の芽がアクセントになっていて、

これ、うま~~~~о(ж>▽<)y ☆


そしておうどん

 

うどんは、讃岐も真っ青の、ゆるゆるやわやわ麺。
だけど、この出汁がまた美味しくって、その出汁を
まとわせたやわやわうどんの美味しいこと、美味しいこと。


 
昭和な雰囲気に騙されると痛い目見るぞ!なお店の典型ですね(違)
人気で大量生産してる店より、やっぱりこんなお店がいいね!


極厚な鯖寿司は本当に一食の価値ありです。
かなり食べ応えがあるので、4500円一竿を持ち帰るよりも
セットがお手頃価格でオススメ♪♪♪





 

満寿形屋寿司 / 出町柳駅今出川駅
昼総合点★★★★ 4.0

TEL・予約 075-231-4209
住所 京都府京都市上京区桝形通出町西入ル二神町179
交通手段 京阪出町柳駅 徒歩5分くらい 出町柳駅から356m
営業時間 12:00~18:00
定休日 水曜日