泉質:★★★★★
絶景:★
開放感:★★★
雰囲気:★★★★★
また行きたい度:★★★★★
週末に行ってきました。またまた和歌山。
自遊人の温泉パスポートで温泉を堪能すべく、久々の温泉三昧日帰り旅行。
微妙な距離なので、日帰りだけども。
こんな御時世だけに、温泉旅行と浮かれてもケチるところはケチらないとね。
しかし、和歌山って、なかなかやりおる。
関西の温泉って見くびっていたけどかなりの充実した日になりました。
まず、一湯目はかの有名なつぼ湯のある
湯の峰温泉
世界遺産の熊野古道にあるからなのか、とってもいい雰囲気。
東北や、群馬栃木あたりの温泉地を思い出させるようなこの感じ。
温泉が好きだけど、泉質ももちろん気になるけど、やっぱりこの温泉地ならではのこの雰囲気。
いいなぁ~。落ち着くわぁ。
つぼ湯の手前には神社?もあります。
温泉は大地の恵み、神の恵み、しっかりとお参り~。
この神社の奥に共同浴場があります。
ここには、つぼ湯、公衆浴場、薬湯があってどこに入るにもここでまずは受付。
つぼ湯は小さいので、30分貸切の入れ替え制になっていてこの日は
2時間半待ち・・・・
どうするか悩んでたら、受付のおじさんが
「薬湯に入ったらつぼ湯なんてあほらしくなっちゃうよ。
薬湯は水を入れない源泉100%なんだから!」
というので、薬湯に入ることに。
なんでも公衆浴場は加水してて、つぼ湯は下から湧いてて熱いからみんなお水を足しちゃうらしい。
それに
「平日とか午前中はつぼ湯もすいてるよ」
って言うので、つぼ湯は次回のお楽しみに。そうよね。次回に・・・とっておいた方がいいのよ楽しみは。
えぇえぇ。自分に言い聞かせましたとも。
意外にも小奇麗な薬湯。
中に入ると。
長方形のシンプルな湯船があるだけ。反対側にはカランが3か所ほど。
この日は温泉、白く濁ってました。
白く濁ってるのは珍しいんだそうで、普段は、無色透明なんだそう。
こんな日にあたるなんてラッキー♪
関西では感じたことのない、パンチのある硫黄の香り。
でも、入ってみると思いのほかとろ~りまったり~。
肌を触ってみると、つるつる~さらさら~。
白い温泉入るとたいていちょっとキシキシするのに、なんとも不思議な浴感
なめてみると硫黄の香りと、塩がはいってるのか美味しい感じ。
湯口からは少なめの湯。
源泉は88度なので、あんまりたくさん入れると湯船が熱くなりすぎちゃうんでしょうね~。
そして、ここは湯気がこもらないように天井が高くなってるんです。
狭い浴室だけどこれだけ天井が高いと開放感もあって、のぼせずに温泉を楽しめます。
ほんのり白濁した湯にちらちらと舞う湯の花がいいわ~。
関西ではなかなか出合えない硫黄の温泉にはいれて幸せ♪
温泉分析表
これを見ると美肌成分のメタケイ酸が162.8ミリグラムとたくさん含まれてます。
これが、あのとろとろの肌ざわりを産んでるのかも?
湯の峰温泉の楽しみのもう一つは、これこれ。みんなが集まるのは
温泉卵や、ゆでさつまいもを作れるから♪
近所の売店で卵もさつまいももゲットできます。卵は5個入り150円~200円。
道路の向こう側の売店が一番安いらしい。
13分ほどつけたゆでたまごは
こんな感じ。
黄身がオレンジ色のきれいな色で、食べてみると粉っぽくなくてもっちり!
これは美味しい~о(ж>▽<)y ☆
世界遺産の中で白い温泉に浸かれて、温泉卵づくりまで楽しめるなんてすごいぞ、
湯の峰温泉。
家からは3時間と遠いけど、また来たいわぁ。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
湯の峰温泉
所在地 和歌山県東牟婁郡本宮町 湯の峰温泉公衆浴場
アクセス ● 阪和自動車道(海南湯浅道路・湯浅御坊道路)南紀田辺ICより、国道42号線を南下。
田辺市を経て上富田町朝来より国道311号線に入り本宮町に至る。
● 阪和自動車道(海南湯浅道路・湯浅御坊道路)吉備ICより、国道424号線を南下。
龍神村を経て国道311号線に入り本宮町に至る。
● 西名阪自動車道香芝ICより、国道24号線、五條市を経由して国道168号線を南下。
本宮町に至る。
電話 0735-42-0074
営業時間 6:00~22:20(つぼ湯は21:30まで)
料金 公衆浴場250円(子供130円)薬湯380円(子供190円)
つぼ湯(公衆浴場料金も含む)750円(子供450円)
泉質 含硫黄-Na-炭酸水素塩泉 92℃ 無色
効能 リューマチ性疾患、神経痛、皮膚病、糖尿病など