2021年4月14日

 

いろいろ精密検査してきたけど何もわからずCTガイド下生検をしましょうと言われた。 放射線科の先生の話を聞きに行ったんだけど、眠って検査を行うことはできないんだって。 

 

病棟からベッドでCT室に運ばれていくまでは頑張って作り笑顔してたんだけど、準備が始まったら恐怖で涙があふれてきた。病棟の看護師さんは私よりうんと年下なのに手をつないで、行かないでって懇願した。終わったら絶対迎えに来るからねって何度も言ってくれて看護師さんたちとお別れ…

 

生検担当の先生は女の先生ですごく優しかった。位置を決めてペンで印をつけたり、手術する時に体に被せる清潔な布をつけると視界が隠れて何も見えずにより恐怖が増す。 

 

顔を横向きにして、私の表情が見えるように看護師さんがセッティングしてくれるんだけどとにかく大号泣でパニック状態。。。

 

私が大の病院嫌いで針をさすのも怖いって情報が共有されてたのか、めちゃくちゃ優しいスタッフの方々が集結されてたようだった。 明るくておもしろい看護師さんがついてくれて「大丈夫よ!ほら!私ずっとここにいるよ!」ってギュッと手をにぎってくれて落ち着いた。

 

仰向けになった状態で右鎖骨近くに局所麻酔を何度も打つ。先生も看護師さんも常に声掛けをしてくれて「すごいすごい!もう終わるよ!」とか褒めてくれて、とりあえず麻酔は終了。 

 

長くて太い針が刺さっている状態でCTを撮り、3回ほど生検するってことになってたんだけど息を止めるたびに咳が止まらなくなって、大量の血痰を吐いてしまい途中で中止に…

 

こんなに血を吐くなんて人生で初めてで恐怖で涙も止まらず、咳も止まらず、このまま死んじゃうんじゃないかと思った…。

 

病棟の看護師さんが迎えに来てくれた頃にはバイタルもだいぶ安定してきてたんだけどこんなに頑張ったのに2回しか生検できず、それはそれで泣けてきて、疲れ果てた1日だった。⁡ ⁡⁡

 

 

 

CTガイド下針生検とは?

病変の部位をCT画像で確認しながら皮膚表面より針を穿刺しその組織の一部採取するものです。この検査は、肺や縦隔、胸膜、肝、腎、骨、乳房やリンパ節などの病変の確定診断の方法の一つとして行われるもので、全国の施設で普及しています。