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 12日午前8時8分頃、千葉県東方沖を震源とする地震があり、千葉県北東部で震度5弱を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約30キロ、マグニチュードは6・3と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。

 主な地域の震度は次の通り。

 ▽震度5弱

 千葉県旭市、香取市

 ▽震度4

 東京都足立区、千葉県銚子市、東金市、匝瑳市、成田市、山武市、茨城県日立市、土浦市、取手市

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 宮城県女川町から一家6人で堺市に避難している鈴木武さん(28)の長女、レイナちゃん(6)が6日、堺市の市立浅香山小学校で入学式を迎えた。離ればなれになった幼なじみを思いながら、学校生活をスタートさせた。

 タコ焼きがすっかり大好きになり、言葉も少し関西弁になったが、入学式前夜の食卓では「会いたい」と幼なじみの名前を口にした。しかし両親が「女川に帰りたい?」と聞くと、「また地震が来るから」と首を振った。

 やんちゃな4人きょうだいをまとめるレイナちゃん。弱音を吐かず「学校にウサギさんがいるから楽しみ」と明るく振る舞うが、母の真由美さん(34)は「口には出さないけどきっと不安だと思う」と気遣う。

 流されてしまったランドセルは買い直したが、文房具や勉強机は周囲の支えで少しずつそろってきた。真由美さんは「いろんな人が支えてくれて、言葉にできないくらい感謝している。娘にも『学校に行けるのもみんなのおかげだよ』と言い聞かせてます」と話す。

 同小には宮城や福島から避難してきた3人の新入生が入学。式では冒頭、震災の犠牲者を悼み、参列者全員が黙祷(もくとう)をささげた。

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 東日本大震災で大きな被害を免れた被災地周辺の高齢者施設で、介護環境が悪化している。

 原発付近や津波に襲われた地区から避難してきた高齢者があふれ、霊安室まで居住スペースにあてたり、断水しながら懸命の介護を続けたりしている所も。「ふるさとを離れたくない」という入所者たちの悲痛な願いもあり、遠方の施設への転出は進んでいない。

 福島県須賀川市の特別養護老人ホームでは、地震から10日後、新たに13人を受け入れた。彼らは地震直後、入所していた富岡町の施設から隣の川内村に避難したが、そこも福島第一原子力発電所から30キロ圏内だったため、さらに移動して郡山市などの避難所を転々としたという。その間に数人の死者も出て職員らは疲れ果てており、「とても断る選択肢はなかった」と、この特養ホームの施設長は語る。

 この特養ホームでは地震で3階部分が使えなくなったが、個室を相部屋にするなどして場所を確保。「原発事故の収束の見通しが立たない以上、長期化を覚悟しなければ」と、ショートステイ用の施設を入所者向けに改修することも検討している。

 同県田村市の特養ホームでも、元々定員ぎりぎりだった約70人に、30キロ圏内からの避難者約50人が加わった。ベッドが足りず、研修室や霊安室に畳とマットレスを敷いてしのぐ。併設施設長は「いつまでこの状態で耐え続けられるか」と不安を漏らす。

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