昔は駄菓子屋さんなどがあり、子供がお小遣いを持っておやつを買いに行けました。そこでお店の人とコミュニケーションを取ったり、勉強という感覚なくお金の計算をしていたんです。


 最近はそういった場所がなく、周りにはコンビニがスーパーしかありません。簡単なお遣いぐらいはチャレンジさせたかったので、初めては兄弟2人に予算を渡して、信号を渡らずに行ける最寄りのコンビニにおやつを買いに行って貰いました。


 コンビニはチョイスが限定されていること、防犯カメラがある事、家族で良く立ち寄るお店で、店員さんも顔見知りである事、その理由で最初のお店にしました。子供達が買い物にいった翌日などには私も訪れ、買い物をし、対応してくれる店員さんに挨拶とお礼をお伝えしていました。


 コンビニにおやつを買いに行く事に慣れたら、少し先のスーパーに。長男が中学生になってからにしました。知らない店員さんとコミュニケーションを取る機会もあるかもしれないので、きちんと状況説明出来るくらいしっかりしていないと、お店にも迷惑が掛かるだろうと思ったからです。

買い物リストとエコバッグを持たせて送り出しました。


 私が常時利用している激安スーパーは少し遠いのですが、最近は長男が行ってくれるようになりました。物の値段や予算内で買う計算が出来るようになったので、お願いしています。予算内に収めるのに必要な概算や価格の安い高いの感覚は、実際に買い物をしないとなかなか身につかないと思います。子供達を見ていると、何がお買い得かも分かってきているようです。