きのう、用事があって東京に行き、帰りがけに子供とサンシャイン水族館に寄ってきました。
 
 
展示されている生き物の中に、「ラムちゃん」という名前の、とても人懐っこいバイカルアザラシがいました。
 
 
ラムちゃんは白内障らしく、目が真っ白で、若干探るようにゆっくりと泳いでいます。
 
 
私が何の気なしに、「ラムちゃん、おいで〜」と呼んだら、なんと!私のところに泳いできて、20秒くらい止まってくれました。 
    
 
「気のせいかな?」と思いつつ、もう一度「ラムちゃん来て〜」と言うと、ちゃんと来てくれ、やはり私の前で止まってくれます。
 
 
ガラス越しにお腹を撫でる仕草をしたら、嬉しそうにしていました。
 
 
「しつこいかな?」と思いつつ、何度か呼んでみましたが、何度呼んでも来てくれます。
 
 
動物園には、たまにそういう子がいますが、水族館でもいるのか!と感激しました。
 
 
帰りがけに、もう一度、ラムちゃんのところに行ったら、別な女の人が、ガラス越しにラムちゃんの頭を「いいこいいこ」しながらお話ししていて、やはりラムちゃんは嬉しそうでした。
 
   
ラムちゃんは人間とコミュニケーションが取れるんですね。
 
  

ネットで調べたら、アザラシの白内障は塩素によるものであり、不自然な環境で生きることを強いる水族館展示に反対する愛護団体もあるようです。
 
 
確かに、人間に捕獲されなければ、広い海で自由に、白内障にならずに暮らせたのかも、と人間の身勝手さを残念に思う気持ちもあります。
 
 
けれど、ラムちゃんを見ていると、多少の生きにくさはあれど、人間の側で、人間と共に生きると決めてきた魂のアザラシなのではないか、と感じました。
 
 
また、ラムちゃんは、白内障で目が見えにくい分、人の発する「氣」をより感じるようになったのかもしれません。
 

それはともかく、ラムちゃんかわいかった〜❤️
また会いに行きたいな 


 
ラムちゃんとコミュニケーションを取るのに夢中でラムちゃんの写真を撮り忘れてしまった💦




写真は、サンシャイン水族館のホームページに載っていたものです。