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衣装合わせが終わり、渋谷から歩いて帰ろうと思ったけれど
久しく映画を観ていないことに気付き、オーディトリウムで1985年の
『生きているうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』を観た。
原発ジプシー(原子力発電所のの点検業務を行う労働者)と全国を回るヌードダンサー、
日本へ出稼ぎに来る外国人、その周りみんなの人生のお話で、
今から27年も前のお話なのに人間ってちっとも変わらない、しかも原発なんて皮肉なことに
タイムリー過ぎて全く笑えなかった。
でも、この若い時の2人の顔は、すっごく良かった。
倍賞美津子さんの強い目と切ない表情。