得体のしれない埃汚れ、手垢(?)汚れがありましたので、完全分解して中性洗剤で洗います。

 

前のオーナーさんは飾っていただけで作動させなかったらしく摩耗や破損はありません。
 

亜鉛合金なのに錆のようなブツブツが見受けられます。サンドペーパーで磨いてピカールで仕上げます。
 

パーツが実物同様に薄いです。亜鉛合金なので破損する可能性があります。CAWのプラスチック製モデルガンがブローバックモデルが発売されない理由はこれですね。パーツが華奢なのでブローバックに耐えられないのでしょう。
 

磨いた後は脱脂してミッチャクロンで下地塗装、クリアーゴールドで上塗りします。
念のために数日間放置して塗料を乾燥定着させます。
 
モデルガンは誤解を与えやすい趣味です。ピカールで磨いて銀めっきの状態になった写真は載せていません。金色にするための前処理で銀色に磨いたので問題は全くないのですが、銀色の写真だけ切り取られて拡散されると困ったことになります。
モデルガンに限らず、趣味の世界は法のギリギリを攻めてはいけません。ネットに公開する場合は僅かでも誤解を与えるような事は控えましょう。
(次回に続きます)

 

 

1990年代、トイガンへの興味が薄れてほぼ休止状態でした。ハドソンが十四年式をリニューアルしたのを知りませんでした。たまたま立ち読みしたGun誌のハドソン広告でN2の発売を知り、買おうと思いつつ後回しになり、2000年代に更にリニューアルされてN3が発売されたのでN2は買わずじまいでした。

 

最近、ネットオークションで入手しました。初めて手にするN2です。

 

珍しいダミーカートモデルです。どうせブローバックしないのでダミーカートモデルで問題ありません(笑)。
箱と説明書は新品同様ですが、本体は埃汚れで汚いです。
 

 
 

 
 

説明書の猫は「うる星やつら」のこたつ猫のパクリですかね?

 
本体が汚れていた理由はこれです。ラックにかけて飾っていたからだと思います。汚れを落として再塗装しましたら報告します。