人見はる菜オフィシャルブログ「人見はる菜のLife is happiness」

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【続・演教連で、五七五】
人見が常任委員を務めます、
日本演劇教育連盟のメールマガジン。
編集後記にかこつけて
『続・演教連で、五七五』と題し、
趣味の川柳を勝手に連載中。
月3回の定期発行、無料です。是非ご購読ください!

日本演劇教育連盟オフィシャルメールマガジン
『すべての子どもに、ドラマの教育を!』












彼女は、言った。
 
「心まで完全に透明するために、空を見上げている」のだと。
 
「心まで完全に透明になれば、傷つくことはないから」と。
 
だけどそれは同時に、
 
喜びも幸せも、愛すらも受け取れなくなる心になることを意味する。
 
 
おそらく。
 
 
その状態になったとき人は、自ら命を絶つんだろう。
 
彼女は、その一歩手前だ。
 
まだ、心は透明になりきれていない。
 
だから、トウヒコウしている。
 
完全に透明になったら、もうトウヒコウする必要さえなくなるんだから。
 
 
もう一人の彼女は、言った。
 
「私が、私の世界を変えたかったの」だと。
 
透明になるのだって簡単じゃないけど、
 
世界を変えるのは、もっと簡単じゃない。
 
そんな簡単に、変わらない。
 
世界を変えず、見ないふりして、
 
都合の悪いこと、わからないこと、嫌いな人、しんどい現実は、
 
すべて透明にして生きて行った方が、ラクだから。
 
 
だけど、知っているか?
 
 
それは、そういうものを透明にしているのではなくて、
 
自分の心を透明にしているのだと。
 
相手を透明にしているんじゃない。
 
自分の心を透明にしているんだ。
 
相手を透明にすることはできない。
 
だから、「透明にされている彼女」よりも、
 
「透明にしている彼女たち」の方が、確実に、着実に、傷つくんだ。
 
しかも、自分でも気づかないうちに。
 
しかも、自分の手で、自らを傷つけているんだ。
 
だから、この物語で一番悲惨なのは、
 
「透明にしている彼女たち」だ。
 
自分で自分を傷つけることを、やめられないんだから。
 
 
そうして。
 
 
自分で自分につけた傷は、透明なままでは治らない。
 
気づいていないんだから、治しようもない。
 
だけどその傷は、確実に存在している。
 
その傷に向き合わない限り、一生痛み続ける。
 
本人には、原因がわからないまま。
 
 
そしてそれは大人になったとき、
 
言い知れぬ不安と後悔という名になって襲いかかってくるんだ。
 
 
 
えんげこ東がやる作品は、そういう話です。
 
とっても残酷な物語です。
 
登場人物たちが、自分で自分を傷つけていく話です。
 
 
今日、(私だけ)最終稽古が終わった。
 
うっかり今日もやって見せてしまった。
 
昨日も言ったけど
私がやって見せる時は、相当やばい時だ。
 
芝居になってないとき。
 
 
私とセリフのやりとりをした彼女は、言った。
 
「楽しい!」
 
 
そりゃそうだよ。
 
だって、ちゃんと受け取って、君のど真ん中に投げ返したもん。
 
昨日と違って私は台本を見ていたけど、
 
受け取って投げ返すことは、視線が台本にあったってできるんだよ。
 
心でやることだから。
 
心さえそっちに向いていれば。
 
 
受け取ってもらえたら、楽しいよ。
 
ど真ん中に投げてもらえたら、楽しいよ。
 
それを受け取って相手のど真ん中に返せたらもっと楽しいよ。
 
そして、それが芝居だよ。

なんにも、ひとつも、難しいことはしていない。

ただただ、相手役との、相手役を演じる人との、

自分の役との、そして自分自身との、コミュニケーションなんだ。

 
 
同時に、かなりの衝撃を受けた。
 
 
確かに昨年一度も人前でやらなかったけど、

それでも私は、この二年半、

ただただ彼女たちにそれを伝えてきたつもりだったけど、

もしかして全く伝わってなかったんだろうか。
 
だとしたら。

私は一体何を伝えてきたんだろうか。

それさえも、受け取ってもらえてなかったのか、

それとも、私が投げられていなかったんだろうか。

 
自分の力不足を痛感した、(私だけ)最終稽古。

 
空は
 


 
 
無情なまでに、青い。
 
 
<次回予告> 
悔しいやら悲しいやらで、泣きながら帰りました。
 
 
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