あの後、『シリーズ化してね~☆』と言って下さった方がいらっしゃったので、 またちょっと書いてみますね~
今回は、『私が 働き始めた頃の話』です
さてさて・・・
大阪に嫁いできて、最初はダンナさんの実家に同居をしていたのですが、8ヶ月くらい経った頃 ようやく二人でマンションを借り 新生活が始まりました。
そして、私も仕事を始めることに・・。
最初は常勤で考えていたのですが、その頃は子供を作ることも考えていたし、東京の実家にも ちょこちょこ帰りたいのもあって シフト制のお仕事をすることにしました。
そのお仕事は、日々あちらこちらの地域に移動して お仕事をするので、私にとっては 『関西弁』だけではない『大きな壁に立ち向かう』コトとなったのです・・
日々 様々な地域に出向くので、渡された住所を見て 1人で『その場所』まで行かなくてはならないのですが・・・
その当時は、ガラケーだったので、今みたいに、NAVITIMEも Googleマップも 使えない(笑)。
・・ていうか、ない(笑)。
なので、ひたすら 地図を見てコピーして 、その紙を握りしめ お仕事に行っていたのでした。
無事にたどり着ける 簡単な地名なら良いけれど・・・
私の前に はだかった大きな壁とは・・・
『ワタシ ドコダカ ワカラナ~イ』問題(笑)
あるある その①【地名(駅名)が 読めない】
いまや TVとかの情報番組でも お馴染みとなりましたが 大阪に限らず 京都なども 『読めない地名が 多い』
有名どころで言えば・・
ほんの一例ですが【枚方】や【喜連瓜破】【西中島南方】等々
『ま、まいかた・・?』
『き・・・・・れん・・・(玉砕)』
『にし・・ちゅうとうなんほう・・・いやいや、絶対コレ違うな(笑)💦』
↑ イヤイヤ 本気で 悩みました。真剣に 読もうとして、コレ(笑)
お家や、仕事先の仲間達に会えば教えてもらえるけど 1人の時とかは、絶望的でした。
道に迷ったり、駅員さんに確認したい時・・・
もはや、日本人であるプライドを かなぐり捨てて・・、『地名もしくは、駅名』の書いた紙を 人に見せて・・
『ワタシ ココニ イキタイデース』
マジで やってました(笑)
あ、の正解は・・・
( 皆さん読めるかも知れませんが・・ )
【ひらかた】
【きれうりわり】
【にしなかじまみなみがた】です♪
そして・・・それよりも もっと大きな壁が コチラ・・
道案内の説明が、ワカラナイ問題
なんとか、電車に乗って最寄り駅までたどり着き、出口から地上に出て 持っていた地図のコピーを取り出して・・・ここからが 手に汗握る アドベンチャーの始まりなのですよ。
大抵 なんとか(笑)たどり着けるのですが・・
迷うのは想定内でしたから(笑)、ものすごく時間にゆとりを持って出勤するのですが
今のGoogleマップや、NAVITIMEじゃないから、コピーしてきた地図からの情報だけだと うっかり迷ってしまうことも 度々ありました。
あるある その②【恐怖の 東西南北 事情 】
大阪の人に 道を訪ねると、ホントに皆さん優しいから 一生懸命教えてくれる方が多くて・・。
『なんだったら、近くまで 一緒に行ったるワ』とわざわざ一緒に歩いてくれる方も 少なくありません。
何度となく 救って頂きました
・・で、道案内の時 に必ず出て来る『東西南北』。
『ここを 北に進んでな、そっから 2つ目の筋を 東に曲がって・・・』
東・西・南・北・・
皆さん、普通に言うんですよ。
普通に、東西南北を使うんですよ・・
東京出身の私・・・少なくとも 私の周りに 道案内をする時に『東西南北』を使う人って いなかったんです。
『ここを真っ直ぐ行って、2つ目の角を 右に曲がって・・』とか。『前後左右』を駆使して 説明することがほとんどでした。
東西南北って、『方位磁石が なかったら わからない』そんな世界におりました。
なのに、皆さん口々に 『東西南北』を優雅に使いこなす
心から『すごい』って羨望の眼差しを向けましたね~。
そして・・・次の瞬間、私は 何をするか。
空を見上げましたよ (笑)
『太陽は、今どこに~??』って・・
晴天の日は、かろうじて なんとなーく 太陽の位置から 方角がわかるものの・・・曇天や雨天の日は、また訪れる 絶望の嵐(笑)
恥ずかしいけれど、実話ですよ(笑)。
本当に 道の真ん中で、天を仰いだコト 数知れず・・(笑)。
こうやって、少しずつ少しずつ 成長していきました。
今は、携帯の様々なツールがあるので 問題ありませんが・・
ひっそり 『方位磁石』のアプリを入れています(笑)
あるある その③【違いがわからなかった 筋と通り 問題 】
↑その②にも、チラリと書きましたが、道案内で わからなかった言葉に 『筋(すじ)』がありました。
ドリカムの『大阪LOVER』にも出てくるから、今や 他府県の皆さん知ってるかもですが、道の名前に 『◯◯通り』だけじゃなくて 『◯◯筋』という言い方があります。
最初 それが全くわからなくて・・・本当に困りました(笑)
・南北に走る道路には『筋(すじ) 』
・東西に走る道路には『通(とおり) 』
こうなっています
あるある その④【迷宮入りする 上ル・下ル・入ル 問題 】~京都編
お仕事は、大阪に限らず 近隣の京都にも足を運びます。
住所が難しくない時には さほど問題はないのですが、大阪よりも、小さな細い道にも 名前がついていたり、地名が読めないこと 本当に沢山あります。
そして、何より 当時 悩んだワードが 『上ル・下ル・入ル』
もうね・・・住所に、このワードが入っていようものなら、前夜から お腹が痛くなるくらい緊張しました(笑)
『上ル・・って何~ 』
『下ル・・って、どっち~ 』
『入ル・・って、どこに~ 』
・・・ってか、『なんで、るが、かたかなのルなんだよ~』
心底 思いましたね(笑)
大阪の『東西南北』は、方位磁石で どうにかなったとしても、これは、解決できない。
『どうする?ワタシ・・』本当にそう思いました(笑)。
最初の頃、道を人に聞こうにも 人が歩いておらず(笑)、しばらく『上ル・下ル』で悩んだ結果、
『え~い!! 1/2の確率だ!!』
と、意を決して歩き始めて 数分後・・・ 全く反対方向に歩いていた・・ということも 一度や二度じゃありませんでした(笑)
ちなみに・・・
・北へ行くのが『上ル(あがる)』
・南へ行くのが『下ル(さがる)』
・東へ行くのが『東入ル(ひがしいる)』
・西へ行くのが『西入ル(にしいる)』
となります
未だに、ドキドキする問題です(笑)
あるある その⑤ 【ココから 見えずに悩んだ 海側・山側 問題】~神戸編
京都にも足を運びますし、もちろん お隣の神戸にも足を運びます。
道も そんなに難しくないし、あまり困ったコトがないのですが、唯一 未だにドキドキするのが 神戸の人と待ち合わせをする時に出てくるワード『海側・山側』。
このワードは、本当に良く出てきます。
初めて聞いた時、『え?何て?』って聞き返しました(笑)。
更に びっくりしたのは デパート内(屋内)に、『海側・山側』の標示があったこと。
今では しっくり来るようになりましたが・・
そうやって、ちょっとずつ ちょっとずつ 学習していくのでした
まだまだ 続きます(笑)
その続きは、また 今度・・・