■藤原北家真夏流
藤原鎌足(藤原家祖)
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不比等
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房前(藤原北家祖)
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内麻呂
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真夏(藤原北家真夏流家祖)
以降嫡流が明治まで継いだ。
■藤原北家真夏流日野家
★真夏流三代目の藤原家宗
山城国宇治郡日野に法界寺を建立し、
最澄から宋から持ち帰った薬師如来を安置した。
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★家宗5世子孫、資業(すけなり)
家宗が建立した法界寺に、薬師堂を建立し、薬師如来像を移した。
これを機に資業は日野三位と名乗り、
日野が家名となる。
■藤原北家御堂流九条家と日野家の関係性
父、源俊兼の所領、能登国珠洲若山荘を相続した源季兼(すえかね)は、所領を奪われないよう、荘園保全を確実にするため、崇徳皇后だった藤原聖子に寄進し皇室領とした。
季兼は預家として荘園管理し年貢を徴収。年貢の一部を領家に支払った。
藤原聖子所領は、異母弟の九条兼実に受け継がれ、以後九条家が能登国珠洲若山荘領家を受け継いだ。
源季兼の娘は、日野資長と結婚し、
以後、日野家が九条家の預家を受け継いだ。