■オキナガタラシ姫(神功皇后)

母方の祖は、但馬のもっとも古層に属する出石社の巫女王「イヅシオトメ」と、新羅神の「アメノヒボコ」が聖婚して生まれた家系。


父は開化天皇の玄孫(やしゃご)、

息長宿禰王。


■オキナガタラシ姫は巫女王として古事記、日本書紀に、明確詳細に記されてる。


「その后、イキナガタラシ姫は神を寄せるとき、

天皇に御琴をひかし、武内宿禰大臣は『さには』にて神の命を請う。

そこに后イキナガタラシ姫に帰神、神のおしえを託宣する。

だが天皇、『偽りをなす神』と言いて、御琴をしりぞけ弾かず。

御琴の音は消え去り、火を上げて見れば、すでに天皇かむあがりたまう」


「この後、国の大祓をなし、今度は武内宿禰が単独に神の命を請う。

『皇位継承者は体内の御子』と託宣あり。言教え神は、アマテラス大神と住吉三神と判明。」


託宣内容での重要点は、皇位継承者決定と、征伐関係である。

最初の神の託宣は新羅征伐の動きとされた託宣で

「この国に勝り宝ある国、輝く金銀多くその国にあり。これを新羅国津という。もしよく私を祀れば、その国必ず自らのものとなる」と。

この神の教えを天皇は否定し、琴を弾かず。祟りに、、、