日常の小さな‟気付き”と ‟想い”

日常の小さな‟気付き”と ‟想い”

東京在住
主に過去や現在の自分の思いをエッセイ風に綴っています

夫の闘病(悪性胸膜中皮腫)
健康に関すること
スピリチュアルなこと etc.
二頭の愛犬 ラブラドールとの暮らし
犬中心のライフスタイルを貫くアラカン世代…

一貫性のない自由なblogです

穏やかな新年の元日

夫と犬たちを連れての初詣

家から歩いて20分弱の神社
夫は病気になる前は
長年 二頭の犬を引き連れて
毎週 日曜日に 詣でていたのに

この日は 
途中で休んでいきたいから
先に帰ってもいいよ

…だなんて
信じられないことを言った

今はなんとか普通に暮らせているけど
疲れやすくなってしまったんだなぁ



歩くのが人一倍速い私は
本人の言うとおり
先にスタスタ帰ってきたけど

中皮腫の病を再認識し
新年早々 落ち込んだ瞬間だった



帰宅後しばらくしてから
驚くような大地震のニュースが
飛び込んできた‼️

すでに一ヶ月が過ぎたけど

その時は これほどまで酷い被害に
なっているとは思わなかったが
すぐに思い浮かんだのは
七尾市に住む学生時代の友人のこと

日に日に知らされる被害の大きさに
仲間内で大騒ぎになった

連絡は取れるようになったものの
けっきょく自宅も店も崩壊し
途方に暮れている

卒業後 故郷に戻り
海岸に ほど近い場所にて

夫婦でワイン食堂を経営していた

「いつか行くからね」
「今年は行くからね」

毎年 同じことを思いながら
同じことを言いながら

ついに叶わぬまま
大地震が起きてしまった

もしも、、店が再開されたら
何をさておき 能登に旅行しよう


人は…
いや、生き物たちは

突然に とてつもない不幸に
見舞われたりするんだね💧

たくさんの人たちの背負った現実が
大変に悲惨で
とても気の毒でたまらないけど

被災地 能登では
私が住む東京なんかでは
考えられないほど 地域の結びつきと
隣近所の温かいつながり
助け合いのコミュニティが
とても充実しているのが慰めだ

そして…人が被災したら
必ず国内外からの支援がある


でも…でも…

生業(なりわい)のためとはいえ
人間に生かされてる経済動物は?
(牛 豚 鶏など)

何もわからず 理解できず
この試練を背負った

まずは人が被災している
その状況下で 誰が率先して
牛を助けてくれるのか?

つぶれた牛舎の下敷きになり
ほとんどが命を落とした中

ある牛舎では
生まれて何日も経たない子牛と 
その母牛だけが助かったという報道


すべてのライフラインが途絶え
復旧の見込みがない中
経営者が暮らしてゆけないからと
泣く泣く牛を手放し(見放す)
その土地を離れる


水を飲みたくて 水が欲しくて
今まで聞いたことのない声で
泣くんだと…
(畜産業を営む方の話 報道から)




そんな悲しいTVからの映像や知らせは

見るに耐えない 
聞くに耐えない

生き残った牛たちは 
未だ断水が続いているけど
水をもらえているのだろうか?

世話を受けられているのだろうか?


何故か私はいつもこういう時

もちろん人もだけど
動物が心配でたまらなくなる

人は ぜったいに誰かが支えるからね




最近 誰も来ない時間に
多摩川にお散歩に行くから



誰か来ないかなぁ…って
二頭で友達を探す

こんな平和を
ありがたく感謝しなければいけないな


ではまた